電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

現実か、架空か

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新幹線でなく在来線に1時間30分乗りました。そこからさらに別の在来線に乗り換えましたが、Suicaが使えずに久しぶりに現金で切符を買いました。改札でどこにタッチするのか探していたら「切符をご購入ください」と言われて驚きました。

私は比較的、まだ現金主義で、Suicaも使うたびにチャージしています。しかし、同行した上司は完全キャッシュレスで、実は片道480円を持っていなくて貸しました。「コンビニで下ろすから」と言っていましたが、そもそもコンビニがないという。

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取材先の最寄り駅には1時間以上前に着きました。もっと遅くてもよかったのですが、途中の乗り換えを考えると、この時間より遅いとアポに間に合いませんでした。ファミレスなどもちろんないので、駅の待合室で時間をつぶしました。

ちなみにココ、埼玉県で、しかも町や村でなく市です。ただ、私が日常を過ごしている都心のオフィス街というのが異常で、こういうのが日本の当たり前の風景なのかもしれません。同居中の若者も富山から出てきてびっくりしていましたし。

私の日常は現実なのか、もしかして架空なのか、そもそも自分も現実なのか、眠っていて夢を見ているのではないのか、無性に心細くなるときがあります。

父と息子

父と息子は、親子であると同時に男同士でもあります。それでも学生だったり父の庇護の下にいるなら上下関係のようなものがありますが、親元を完全に離れ、息子が自分1人で生きられるようになると、父は息子を男と見なします。

親子間に上下関係というのも変なものですが、これが適切な表現なのです。ドラマや映画で「俺を越えていけ」と父が息子に言う場面がありますが、現実は異なります。父にもプライドがあり、息子に越えられたくないわけです。

9月末に親父が大腸ポリープの手術をし、もちろん常に頭の片隅で心配しつつ、顔を出すことを控えていました。手術後の週末に実家に行こうとして電話したところ「お前にはお前の生活があるからわざわざ来るな」と言われました。

姉貴に連絡したところ、顔を出すということで任せましたが、案の定、私にはピンピンしていると伝えるよう言っていたそうです。親父と姉貴は、男親と娘なので少し関係性が違います。その分、母親と姉貴は色々とあるわけですが。

手術から1か月が経ち、そろそろ顔を出してもよいだろうと思い、昨日は実家に行ってきました。親父は少し痩せたものの、とりあえずごく普通の日常のようでした。私には「おぅ」と言っただけでしたが。

私は私なりに父を心配しています。ただ、その気持ちをストレートに表すと親父のプライドを傷つけるわけで、とても気を遣っています。「大丈夫か?」と素直に聞きたいと思いながら「ピンピンしてんじゃん」と悪態に近い言い方をしなければなりません。

面倒くさいと思いつつ、息子の前ではいつでも強い父であろうとする親父に頭が下がります。男としての理想であり、目標でもある親父には、いつまでもプライドを持ち、元気でいてもらいたいものです。

俺はあんたの息子で良かったぞ。